東京湾遊漁船業協同組合
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「東京湾・羽田沖 平成20年度 クロソイ稚魚放流」実施しました(平成20年11月18日 実施) クロソイ放流稚魚11,000匹(2,000匹にタグ付け)  平成20年11月18日、当組合が東京港埠頭株式会社の委託を受けて行っている羽田沖での稚魚放流が実施されました。放流魚種はクロソイの稚魚11,000匹、このうちの2,000匹には放流年次を示す白いタグを取り付けました。タグは採捕された時に成育状況等を確認するためのものです。
 クロソイは東京湾で数が少ないながらも元々生息していた魚です。放流魚種の選択は生息環境のバランスを著しく変えないように配慮した上で選択しています。10月28日の放流魚生態調査では、30〜40センチ前後、最大46センチに成長したクロソイが、カサゴ、メバルなどと共に釣り上げられました。放流してから2年〜3年以上たっていると思われます。 放流魚は、香川県高松の生島湾から1,000キロの旅  今回放流したクロソイの故郷は香川県高松の生島湾の養魚センターです。海岸まで山がせまり、川が流れ込む環境で、地味深い山の栄養と波穏やかな瀬戸内海で育まれ、10〜12センチほどに成長したものを活魚車で18時間1,000キロの旅をしてきました。クロソイは比較的輸送に強いという特徴もあります。水槽の中を観察したかぎりでは大変元気な様子でした。 大田区の開桜小学校の6年生90人が参加  今回の放流は、地元大田区の開桜小学校の6年生90人に総合学習の一環として参加していただきました。午前9時に集合、作業場所は「まる八」の桟橋です。挨拶の後、稚魚の観察、タグ打ちも少しだけ経験しました。大田区という地域性もあり、生きている海の魚を見たことがある生徒さんが結構いましたが、稚魚をこれほど間近に観察したのは初めての経験だったようです。バケツリレーで稚魚を活魚車から放流船に積みこんだ後、三隻の釣り船に乗船して羽田沖の放流海域へ出船しました。 歓声や応援とともに放流開始!  この日は、微風が心地よい小春日和、上空に羽田離発着のジェットの音を聞きながら、11時に稚魚放流を開始しました。三隻の放流船の左舷にずらりと並んだ生徒さん達が手にしたバケツから、それぞれの思いを乗せて稚魚を一斉に放流。あちこちから歓声や応援の声があがりました。
 3回に分けて稚魚を放流し、終了。それぞれの船頭さんスタッフからねぎらいの言葉が船上でありました。帰路は穏やかな海や羽田沖の自然環境をゆっくり見ながらのクルージングでした。 大きくなった魚を釣って食べてみたい  帰港後、記念写真を撮影、当組合の飯島理事長から感謝の言葉がありました。また、生徒さんの代表男女6人から、「楽しかった」「魚に大変興味を覚えた」「魚にかかわる仕事につきたい」「大きくなった魚を釣って食べてみたい」「海は気持ち良かったが、少しゴミが浮いているのを見てがっかり」「放流事業のことを初めて知って面白かった」などの感想をいただきました。 飯島理事長の挨拶から dot-clear  「海を豊かにするための放流事業なんです。海の恵みで生活をしている当組合にとっては大事な事業です。東京湾は元々豊かな海だったんですが、色々と世の中の発展で海と人との距離ができてしまいました。水質も昔に比べたらまだあまり良くありません。自然環境の再生をする努力を今後も地道に続けていくわけですが、こうした稚魚の放流事業に子供たちが参加してくれることで、もっと身近な海のことを知ってもらいたい。そして、そのことが環境改善のアピールになればと思います」  放流した稚魚たちは東京湾で元気に成長していることが調査などで確認されています。当組合では、こうした事業を通じ、今後も豊かな東京湾の再生を目指して頑張って参ります。 dot-clear 「東京湾・羽田沖 平成20年度 クロソイ稚魚放流」Photo Album(平成20年11月18日 実施)





※タグ付き放流魚は、毎年、東京湾内の漁業者や釣り人によって採捕されています。放流魚の生態調査にご協力ください。再捕された方は、お手数ですがこちらまでご連絡をお願いします。
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