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香川県で生まれ育った稚魚たちは、前日の正午から活魚車トラックで運ばれてやって来ます。 早朝に作業場所である大田区の平和島桟橋に到着。 さっそく魚体の確認をして、30,000尾のうち2,000尾の稚魚たちに、標識タグを取り付けます。 これは、成魚となって釣上げられた魚体の確認できるための標識です。
また、ここ数年は羽田沖を地元の海とする大田区内の小中学生と一緒に作業を行なっています。 今年は大田区内の中学生が作業に参加。 稚魚の観察から、活魚車トラック内の稚魚を放流船に積み込み作業(バケツリレー)を行い、放流海域へ出船して稚魚たちを海へ放しました。
海を間近にしながらも、なかなか海や魚に実際に触れ合う機会の少ない子供たちが多いことを感じます。 それでも、中学生達は元気よく、興味深そうに作業に参加してくれました。 地元の海に一生懸命に息づく魚たちのことを、少しでも知ってもらえたのではないかと思います。
稚魚の放流。。。 地道な事ではありますが、東京湾の恵みで生きる当組合にとっては大事な事業です! 大変ありがたいことに、一般の釣り人の方々から寄せられる「標識タグ付きの魚を釣ったよー」という報告が少しずつ増えています。 稚魚たちが元気に東京湾奥で成長してくれていることを実感して毎回とても嬉しくなります。 これからも本事業を続けていくために、頑張って参ります☆
投稿者: mai 日時: 2008年07月21日 20:37 | パーマリンク
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