さて、桜も葉桜となり、これからは新緑の美しい季節となりますね。
この時期、組合では全国から東京にいらっしゃる修学旅行さん向けの『屋形船で江戸前クルーズ』を展開しています。
航路ガイドを担当していただく皆さんと打合せを兼ねて、屋形船に乗船し航路の視察(ロケハン)をしてきました。
ガイドを担当してくださるのは、江東区シルバー人材センターの方々で、ガイドされる上での航路の研究や資料集めなど、毎回その熱心さには頭が下がります。
今回も、さまざまな意見が出ました。
「東京港は世界有数の貿易港だから、コンテナ埠頭は是非見てもらいたい」
「豊洲付近は、今の東京を語る上では外せない」
「京浜運河をこの速度で航行した場合、清洲橋までの時間は?」
「万が一に備え、子供さんを守るため救命胴衣の装着を再確認しよう」
などなど…。
4/25には、岩手県の中学校(約200名)の生徒さんが乗船されます。
楽しい思い出を作っていただけますよう、屋形船船長と組合スタッフ、ガイドが一丸となって頑張ります!
晴海埠頭には、先日25年間の長い勤めを終えた南極観測船『しらせ』がオレンジの船体を休ませていました。。。
目近くで見た全長134メートルの船体は圧倒的な迫力でしたが、砕氷で付いたのでしょうか・・・船体には傷が見て取れました。
明日には横須賀へ移送されるそうで、ガイドさんからは「修学旅行の生徒さんたちにも是非見てもらいたかったねぇ」との声も。
ニュースでは『新・しらせ』の進水式が行われたことが報道されていましたが・・・、
厳しい勤めを完了し、静かに横たわる姿・・・先輩『しらせ』の穏やかな美しさを何とか保存していただきたいものです。